#7「公立受験の際にオススメの持ち物」
寺子屋KATSUMI塾長、しょうご先生です。
前回に引き続き公立受験関係、今回は「持ち物」について書こうと思います。
高校受験は人生で一度きり、あれがあれば…これはいらなかった…などと思っても、次にそれを活用できるのは自分のお子さんの受験の際になってしまいます。
10年以上受験に携わり続けている自分から、あれば役立つ物や必須の持ち物についてご説明しますので一つ参考にしていただければと思います。
<持ち物の内容の前に…その1>
受験時の持ち物チェックは親も参加しましょう
「うちの子も15歳だから、持ち物くらい自分で確認できる!」と思っている親御さんは沢山いらっしゃると思います。
しかし受験直前というのは、受ける本人であるお子さんは緊張感で気が気ありません。
普段できていることもままならない程、緊張してしまうこともあるので絶対に持ち物チェックは親御さんを含め行うようにしてください。
<オススメ持ち物その2>
生徒手帳は絶対に持ちましょう
こちらは学校でも指示があると思いますが、生徒手帳は必須です。
受験の際には受験票が身分を証明するものになりますが、もし受験票を忘れてしまうった場合、その代わりを果たしてくれるのが生徒手帳です。
受験票を忘れるというのは受験において絶対にしてはいけないことですが、もしもそのようなことがあった場合の保険になるので、胸ポケットに入れておくようにしてください。
<オススメ持ち物その3>
ホッカイロは緊張も和らげます
こちらは当日が寒いかどうかは関係なく、持っておくのがオススメです!
手がかじかむとそもそも字が書きづらいということもありますが、それ以上に当日の緊張をほぐす大きな役目があります。
人は緊張すると交感神経が活性化し、血管の収縮のせいで手足が冷たくなってしまいます。
逆に手足を温めてあげることによって、意識的に副交感神経を働かせ普段通りのリラックスした状態でテストに臨むことができます。
おまじないのような内容ですが、医学的にも根拠がある内容ですので是非緊張しやすい方は当日ホッカイロを持って受験に挑んでみてください。
<オススメ持ち物その4>
使い慣れた参考書(1教科1冊まで!)
受験当日「あの参考書は必要だ!」「この参考書も見たくなるかも!」「あれも絶対必要だ!」
と参考書をバックいっぱいに詰め込んでしまう受験生は沢山います。
しかし、受験当日は解答用紙の回収・確認等で休み時間は決められている時間よりも短くなります。
そのため参考書を持っていても、見ることができるのは高校到着後の開始までの朝の時間、お昼ご飯の時間程度です。
その短い時間で確認できる参考書の冊数は限られてくるので、多くても1教科につき1冊の参考書のみ持っていくようにしましょう。
もし「それでは不安だ!」という方は、当日不安になりそうな部分だけまとめた自分だけの弱点まとめを今のうちに作っておくと復習にもなるのでいいのではないしょうか!
<オススメ持ち物その5>
少なめのお昼ご飯とチョコレート
受験当日は緊張のせいで寝不足で挑む生徒さんが必ずいますが、そんな子のためにもお昼ご飯は少なめにしてあげましょう。
午前中で大半の教科が終わり、ホッとしながら食べるお昼ご飯。
安心感・寝不足・満腹感が重なると当然午後のテストは眠くなり、本領が発揮出来なくなってしまいます。
そのようにならないためにも、ご飯自体は少なめ、逆に糖分は必要なのでチョコレートなど口の中に残らないお菓子をいくつか持っていくのがオススメです。
テストが終わった帰りにでもおにぎりやご飯を買うお金を持たせていただいて、お昼は少し空腹感が残る程度の量にしてあげるとベストだと思います。
以上のように、オススメの持ち物にはそれぞれ理由がありますので、こんなものがあったら便利なのでは!?と家族で作戦を立てながら受験に挑んでみてください。
受験生の皆さん、ラストスパート一緒に頑張りましょう!